パソコンの賢い買い方

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パソコンを買うとき何を基準にするか

パソコンを買うとき何を基準にすればよいか、迷う方も多いと思います。どのメーカーの製品もWindowsが入っていて、違いが分かりにくい。結局、使い慣れた某大手メーカーの新機種から価格と性能を比較して、店員さんや出入り業者の営業担当が勧める機種だから・・・と落ち着くことになりがちではないでしょうか。

上位クラスの機種を選ぶ必要はない

パソコンに限らず物を買うとき、迷っているうちに「せっかくの買い物だから、少しでも良い物を長く使おう・・・」と気合いが入ってきて、予算オーバーの高性能機種に手を出してしまうことはないでしょうか。

パソコンを買うときは、このような考えに陥らないよう注意したほうがよいです。もちろん、グラフィックを多用するなどの負荷のかかる目的なら話は別ですが。

パソコンは技術進歩が早く「気がついたら、けっこう古いバージョンのWindowsを使っていた」ということもよくあります。技術進歩が早いおかげで、今のパソコンはかなり高性能です。最下位クラスのパソコンでも十分な性能を持っています。今の上位クラスの性能は来年の下位クラスにいるかもしれません。

性能で注意すべきこと

今のパソコンの性能は申し分のないものですが、ひとつだけ注意すべきことがあります。「メモリの容量」です。割高で、しかも消費者に分かりにくい部品なので、ここでコストダウンを図ろうとしているのか、各メーカーのパソコンの中には思わず「メモリの容量が少ない!」と言いたくなる機種があります。特に初心者の目を引きやすい機種にそれが多いように感じます。

目の肥えた企業向けのパソコンでは逆にメモリ容量を強調する機種があります。それが狙い目の機種です。

部品の選択

今は、店頭だけでなくオンラインショップでの購入も盛んになりました。オンラインショップでのメリットは、主要な部品を選択できることにあります。欲しい部品を選択することで、購入価格を抑えたり、重要な部品にだけお金をかけることができます。

CDにするかDVDにするか、書き込み機能は必要か

この部品は、各メーカーとも選択できるようにしていますので、必要に応じて選択することが可能です。では、中小企業の事務用としては何が良いのでしょうか。

結論から言うと、DVD-ROMが適当です。最近のオフィスソフトはDVDでの提供が主流です。そのため、価格を抑えようとしてCD-ROMを選択してしまうと、ソフトのインストールの際困ったことになります。また、動画(社員教育等に使う)再生にも使えます。

では、DVD書き込み機能はどうでしょうか。CDに比べて大容量ですので確かに便利です。しかし、最近はもっと大容量のモバイルハードディスクだったり、メモリスティックが主流になっています。社内のすべてのパソコンに必要とは言えなくなっています。社内に1台ぐらい、DVD書き込みができるパソコンがあればよいでしょう。

サポートはどうか

販売店や出入り業者にすべて任せるか、パソコンに詳しい知人や社員に頼るというのがよくあるパターンでしょう。それもよい方法です。今は各メーカーもサポート体制に力をいれているので、一昔前よりずいぶん良くなりました。特にネット通販のサポートは評判も良いようです。

パソコンの寿命は?

性能は日進月歩で向上しているパソコンですが、それがアダとなっているのか、寿命は逆の方向に進んでいるように思います。そう思う理由は、

ほかの家電と比べてずいぶん寿命が短いと思うこともあるでしょうが、低価格の下位クラスで回転させることで短命を受け入れ、5年も使えば「長い間ご苦労さん」と言ってあげてよいかも知れません。

お勧めパソコン機種

HP(日本ヒューレットパッカード)

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